遠藤尚選手と上村愛子選手が教えてくれた「ひたむきさ」
いや~、テレビを見て久々にドキドキ鳥肌が立ちました。
男子モーグル遠藤尚選手、7位入賞、おめでとう!!
本当に快挙ですね。
近所の子でこれですから、自分の息子だったら、心臓が口から飛び出しそうになるくらいな感じなんでしょうね。
ご両親から、今までの金銭的な負担の苦労話も聞いていたので、カナダに留学している自分の息子と少しだぶって感動しました。
正直な話、今回は、ワールドカップ予選通過2回の選考条件にも満たずに、ほぼ、出場は諦めていたのですが、格上の先輩でもある上野選手が怪我をしてしまい、ようは、繰り上げ当選みたいなものだったのです。
でも、この予想外の結果に、怪我で出れなかった先輩も喜んでいたことでしょう。
そんなことなので、ご両親をはじめ、恐らくだれも期待していなかった今回のオリンピックでした。
本番は4年後のソチで、今回は予行練習ということでしたので、プレッシャーも無い中での競技だったので良かったのかもしれません。
でも、なんだかんだ言っても、「世界で7位」ですからね。
しかも、今回は、上位の選手で失敗した選手も少なく、まさに、実力で勝ち取った世界7位です。
余談ですが、遠藤選手は、全日本チームでも一番下のランクなので、今回のオリンピックの費用の25%しか国から出ないそうです。
昨日の上村選手にも感動をもらいましたけど、二人に共通するのは、ひたむきさ」ではないかと思います。
現代人が忘れかけている「ひたむきさ」が、私たちに感動を与えてくれるのではないでしょうか。
ちなみに、ひたむきさとは、調べてみると
”一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま。「―な努力」「―な情熱」”
混沌として、どこを目指してよいのか、どこに向かっているのか分からないこの時代。
「ひたむき」になろうとしてもなれないこの時代
「ひたむきさ」
忘れてましたよね。。
逆に言うと、自分の子供に「ひたむき」に打ち込める環境を与え続けた両親がすごいですよね。
それに気づかしてくれた上村選手と遠藤選手に感謝です。。
そして、残念ながら思うような結果が残せなかった他の選手、周りでサポートをしてくれた日本のモーグルチーム皆さん、大変お疲れさまでした。
3月の猪苗代で開催されるワールドカップで雪辱を果たしてください。
追伸:政治家の皆様へ
天下りや、変なところにお金を使うより、ひたむきに何かに取り組んでいる子供たちにお金を使った方がよっぽど良いと思うし、国益にもなるのではないでしょうか。
こうしてひたむきにがんばっている人たちの方が、あなたたちより国民に夢と希望と感動を与えてくれます。