作り手よし
少し間が空きましたが、続きです。
初めての方は、まず、ここを読んでから、買い手よし、そして、売り手よしを読んで頂ければと思います。
それでは、、、
もう、察しがついてると思いますが、作り手のメリットも、買い手のメリットや売り手のメリットと同じく、「心が豊かになる事」だそうです。
そして、、
買い手よし、売り手よし、作り手よし
お気づきでしょうか?
全てに「手」という字が入っています。
今井さんのところは勿論ですが、我々の建物も、量産メーカーと比較すると、比べものにならないくらい「手」が入っています。
手を加えれは加えるほど、その人の気持ちが物に入るわけです。
同じそば粉でも、機械と手打ちでは、食感が、全然違うように、ギャッベやキリムなどの織物も肌ざわりは勿論ですが、持ちも全然違うと言います。
家も同じだと思います。
逆に、いくら良い材料でも、作り手次第という事もありますし、当たり前ですが、材料も仕上げバラツキが出ます。
そうしたバラツキのリスクを極力少なくする為に、量産メーカーは、合板、修正材、クロスなどを、使う訳です。
大工さんや左官やさんなど、職人じゃなくても出来るように、
多分、量産メーカーなどで働く職人さん達は、予算もギリギリなので、早く終わらせて1円でも儲けようと必死で、言われたこと以外の事をやって、良くしようなどとは思わないでしょう。
方や、同じ価値観をもったお客様の家をつくる職人さんは、常に、良くしよう、お客様に喜んでもらおうという気持ちになるそうです。
ここの差は家にとっては大きな違いになると思います。
こうして、買い手、作り手、売り手の「手」と「心」をたくさん家に入れ込んで作り上げることで、神様が宿る家が出来上がるのです。