この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

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耐震性について その2

良くないと知っていながら、何故、ハウスメーカーや現場を知っているはずの工務店は、それを推奨するのでしょうか?

簡潔にまとめると、合板を使えば、施工も楽で安くできるし、何よりもお客さんの受けがいいので家を売りやすいという事でしょうね。


ゼロ宣言を始めた当初、この床の合板については、グループ内でもかなり議論がありました。

「建物が弱くなる(合板を使わないより)のはお客様の為ではないのではないか。」

「実際に、他が皆、耐震等級を売りにしている中で、負けてしまう。」

などなど、


でも、必要以上にガチガチに固めることが本当に建物にとって良い事なのか、

そっちを優先して健康を害する有害物質を少しだけだからしかたないとするのか、

ゼロ宣言の定義である

「プロとして知った以上、健康を害する建材や、長持ちしない建材など、その家に住む人が不利な事は出来るだけ排除した家づくりを正直にやっていこう。」

という原点に立ち返り、全てをトータル的に考えて、どちらが良いのかと考えた結果、木造の場合、ガチガチに固めない方が家にとっても良い事だし、施工するのも、お客さんに説明するのも大変だけど、合板を使わないでやっていこうという事になったわけです。

それでも、お客さんが使って良いと言ったから、承諾を得たからというお客様を利用した大義名分のもとに、合板を使用する加盟店がつい最近まで後を絶ちませんでした。

それほど、合板を全く使わずに家を建てるという事は大変な事なのです。

実際に、そこで挫折してグリーンライフグループに入って来れない工務店はかなりいます。
恐らく、そこをOKとしたら、恐らく、加盟店の数が100社くらいになってたのではないでしょうか。



それでは、実際に耐震等級1の建物は震災でどうだったのかをレポートします。


私は、震災直後、澤田さんの指示のもと、丸二日間、福島県内の建物の状況を見て回りました。

結論ですが、ここ10年から20年くらいに建てられた建物で、壁が割れるとか、サイディングが割れるとか、屋根瓦が落ちるといった一部損傷は沢山ありましたが、半壊、全壊した建物は、全くありませんでした。

また、知り合いの保険屋さんにも聞きましたが、半壊、全壊した原因のほとんどが、地盤が原因で、よほど、手抜き工事をしない限り、今の厳しい日本の建築基準法をクリアーさえした建物であれば、ほぼ大丈夫だったそうです。


ちなみに、当社で建てた建物も、もちろん全棟内部まで確認しましたが、 地盤が原因で傾いた建物以外で、現在の工法で建てた建物にいたっては、外壁については、割れはゼロ、室内に至っては、ほんとうに軽微な割れが入っている程度でした。


もちろん、床の下地には合板も貼っていませんし、家によっては、構造上弱くなると言われている大きな吹き抜けもあります。

ログハウスやティンバーフレームに至っては、全ての構造体が丸々見えるため、見た目重視で、必要最小限の金物しか入っていません。

また、震度6強の地区(須賀川、郡山)お施主さんから実際に聞いた話ですが、同じ時期に同地区に建てた友達の話を聞くと、家の中が色んな物で散乱して大変だったということですが、当社で建てたお客様の家は、極端な家だと、皿1枚落ちなかったという事でした。

しかし、同地区に沢山ある、ハウスメーカーや工務店の展示場は、震災後しばらく補修のため閉鎖しているところがほとんどでした。

もし、当時、自社の展示場があれば、私だったら、修理せず、そのままにして見せましたね。

「これしかこわれてませんよ。」と

多分、見せられないほど壊れたのだと思います。


不謹慎かもしれませんが、今回の震災で、我々の家の耐震性の凄さが、机上の計算や、実験ではなく、実際のところで証明されたのです。


しかし、それにしても、

「どうしてこんなにも耐震等級では劣っている我々の建物だけ極端に被害が少ないんだろう?」

という大きな疑問がありました。


では、長くなりましたので、この続きは明日という事で。

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