この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

永遠と完成しない家

先日の住まいネットさんの全国大会で、浜美枝さんのすばらしい基調講演の中で、

「どうして完成しないと融資が実行されないのかしら?おかしいと思いませんか?」

「家って、住まい手が子供のように育てていくものでしょう。」

みたいな話がありました。


まったく、同感でした。


ログハウスは、現実的に70%から80%くらいの完成度で引き渡すしかありません。
理由は、「本物の無垢の木は”動く”からです。」

ハンドカットログハウスなどは、3年ほどで”落ち着く”のですが、1階の壁が10センチくらい下がります。
また、ポスト&ビームなども直径35センチほどの柱や梁は、5ミリから1センチほど細くなります。

レッドシーダーは他の樹種と比べ極端に少ないのですが、割れ、そり、ねじれが発生します。

それらを、我々造り手とオーナーが一体となり、メンテをしながら少しずつ手を加え育てていくのです。

現に、3年とか、5年経ったログハウスの方が完成時よりオーナーの手が加えられ、味わいが出て、素晴らしくなっているのは珍しくありません。


浜美枝さんの話を聞いて、あるログハウスオーナーから言われた言葉を思い出しました。

「社長、ログハウスって、”完成”がないからいいよね。」と。


我々がつくる一般住宅も、本物の素材を使っていますので、ログハウスのように壁は下がりませんが、ログハウスと同じで手を加えれば加えるほど愛着と味が出てくる建物ではないかと思います。

普通の家は、完成時が100点で、年数が経つほど古くなっていく、悪くなっていくのが常識です。

我々が造る0宣言の家は、完成時90%くらいで、残りの10%くらいを我々造り手とオーナーによって永遠と成長し続ける家ではないかと思います。

「永遠と完成しない家」

これこそが、究極の家ではないでしょうか。


先週末に完成し、完成見学会が開催された千葉県銚子市にてグリーンライフ房総さんが建築したポスト&ビームは、まさに、未完成のまま引き渡しされます。

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これから、オーナーの愛情がたっぷり注がれながら成長していくことでしょう。