この家は、一代で終わらせるには価値がありすぎる。

長持ちする家をとことん追求し続ける社長のブログ

何でもやります!という考え方

「何でもやります!」

「お客様のご要望に全てお応えします!」


今までは、この姿勢がお客様のため、企業のあるべき姿だと思ってきました。



しかし、「0宣言」をしてから、考え方が変わりました。


「0宣言」は、

「何でもやります。」の逆で、

「これしかやりません。」

というものです。


単純に考えれば、「0宣言は」自分の都合を優先し、お客様の都合を無視した宣言ということになります。

しかし、逆に考えれば、「何でもやります。」は、お客様の為ではなく、実は自分たちの都合ではなかったかと思えてきました。


ビジネス的には、「これしかやりません。」と、間口を狭くするよりは、「何でもやります。」と間口を広くした方が、ビジネスチャンスが大きくなります。

取扱商品が、無限に広がる訳ですから、需要も増える訳です。

しかし、そこには、企業として何のポリシーもなく、ただ、何でも良いから売って儲ければ良いという、企業側の都合がお客様の都合より優先しているのではないでしょうか。

もちろん、スーパーなど職種によっては、品揃えがたくさんあり、何でもあるということがお客様にとって良いことである場合もありますので一概には言えませんが。。。


しかし、建築の場合はどうでしょう。


建築には、多くの工法があり、数えきれないほどの建材があり、その中には安いもの、高いもの、品質が悪いもの、良いもの、長持ちするもの、しないもの、健康に良いもの、悪いものなど、素人には判断できないものが無数にあります。

一見、お客様のご予算と、ご要望に会わせて、どんな建物でもつくれますというのは、素晴らしいことのように思えますが、実際はどうなのでしょう。。。

私は、プロとして、数えきれないほどの工法、建材から選び抜き、そしてコストを抑え、「これが絶対におすすめです。」「自分の家を造るんだったら、この仕様で造ります。」という「これしかやりません。」のほうが、お客様のことを考えた、プロとして責任のある行動だと思うのです。


例えば、分かりやすい例として、

(お客様)「予算が厳しいので、こだわってないので断熱材をグラスウールでもいいです。」

(営業マン)「承知しました。」

予算が100万さがり、めでたくご契約となりました。

断熱材の大事さを伝えることもなく、契約を優先させてしまった何でもやります営業マン。


・・・



しかし、実際には、「これしかやりません。」というのは、もの凄く勇気のいることです。

弊社では、昨年、「レッドシーダーしかやりません。」

という宣言をしました。

只でさえ、需要の少ないログハウスとティンバーフレームなのに、さらに需要の少ないレッドシーダーに絞り込むというのは、自分からお客さんを少なくする行為なので、正直、決断するまで悩みました。

それまでは、北欧のパイン、国産杉、国産檜、米松、そしてレッドシーダーと、それこそお客様のご要望に全て対応しますというのが「売り」でした。

当然、問い合わせや受注は、前年を割り込みましたが後悔はしていません。

もちろん、レッドシーダー以外の材料がダメだからやめた訳ではありませんが、レッドシーダーに特化したことにより、たくさんの賛同者が現れ、仕入れ価格が下がったりと色々な新たなメリットが生まれたのです。
それにより、今まで、価格の面でレッドシーダーをあきらめていた方が、レッドシーダーの家を建てることが出来るようになったのです。


グリーンライフは、「0宣言」を契機に、やらないことを明確にすることにより発生する、スケールメリット、施工性の向上、品質の向上など、たくさんのメリットを生かし、「本当に良い物をコストを抑えて皆様に提供できる」どこにも負けない企業力をつけていきたいと考えています。

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