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ログハウスの取り扱いをやめる理由、始める理由

最近、ログハウスの取り扱いをやめる、または、積極的にやらなくなる工務店の社長の話と、ログハウスの取り扱いを始めたい工務店の社長の話を両方聞く機会が増えました。
色々と考えさせられることがありましたので、簡潔にまとめて、皆さんにお伝えしたいと思います。


まず、

?今まで、ログハウスを積極的または、メイン商品として取り扱っていたが、ログハウスをやめる理由とは何か?

会社ごとにさまざまですが、一番の理由、共通する理由として、クレーム、メンテナンスに対応しきれないということです。

でも、その内容を聞いていると、私は????です。

要するに、ログハウスのデメリットを説明せずに、メリットだけを説明して売っていることが原因だからです。

「木は腐る」「木は割れる」「木は狂う」そして、外と内が木組みで繋がっている以上、100%雨や風の進入を防ぐことは不可=「雨が漏る」と言うことを説明していないのです。

「ログハウスは、一般住宅と比べ「メンテナンスがかかる」という常識程度の説明しかしていないのが現状なのです。

「ログハウスは一般住宅と比べメンテナンスがかかる。」という部分も、ある意味神話となっていますが、よく考えてみると、一般的なサイディングなどは、10年に一回程度の塗り替えが必要になります。
40坪程度ですと約100万くらいかかると言われています。
ということは、そんなに違わないのではないかと思うのですが、、、


そんなことを説明したら、だれも契約してくれないという恐怖心から、説明責任を果たしていないのです。

すると、実際に住み始めると、色々と問題が発生します。

一番問題になるのが、台風時に起こる壁からの雨漏りです。

これは、ハンドカットやマシーンカットはもちろんですが、ポスト&ビームやティンバーフレームでも起こります。

もちろん、周辺が木や家に囲まれていて、風が強く当たらない場所は、その心配はほとんどありません。

要するに、普通の雨だと雨漏りはしないのですが、下から吹き付けるような雨だと、外と内が木組みで繋がっている訳なので、100%防ぐことは物理上不可能になります。

住んでる人は、説明を受けてないし、当然、100%防ぐように求めます。

しかし、100%防ぐことは物理上不可能、、、

ここで、両者に亀裂が生じてしまうのです。

<結論>
売る側はログハウスのデメリットを十分に説明すべき、買う側も納得するまで聞いて決断すべきです。
そのデメリット以上のメリットがあるかないかは、それぞれのライフスタイルや価値観によって違いますので、個々に判断すべき(判断してもらう)べきなのです。




?ログハウスの取り扱いを始める理由とは?

10年前は、自然住宅、健康住宅というとログハウスの専売特許でした。
ハウスメーカーをはじめ、フローリングは合板、壁、天井の仕上げはクロスというのが一般的な中、ログハウスだけは、床は無垢材、しかも厚い、壁も板張りか塗り壁、ドア、窓も木製、または樹脂でペアガラスというのが常識でした。
当時、日本より進んでいた北米やヨーロッパからログハウスと一緒にコンテナに入れて安価に輸入できたというメリットがありました。

それが、今では、地域の小さな工務店でさえ自然、健康、エコをキーワードに他社との差別化を図ろうと努力し、色々な素材を取り入れ、今では、10年前ログハウス業界の専売特許?であった本物の建材が、国内で安価に手にはいるようになり、それが常識となってしまいました。

要するに、ログハウスと、一般住宅の距離がどんどん縮まったのと、どんどん情報化が進む中で、もう、いくら知恵を絞っても、他社との差別化が図れなくなってきたという現状があるらしいのです。

なんだかんだいっても、ログハウスが究極の自然、健康、エコ住宅なのですから、ログハウスを取り扱うことによっての会社のイメージアップ、差別化を図りたいというのが、ログハウスの取り扱いを始めたい一番の理由です。

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