一昨年レッドシーダーのマシーンカットログハウスを建築した大阪のK様邸にお邪魔してきました。
デッキと外構が出来たので、見に来て下さいと昨年メールを頂き、やっとお伺いすることができたのですが、予想通りというか、予想以上というか、とにかく素晴らしい出来栄えに仕上がってます。
1階がマシーンカット、2階がティンバーなのですが、恐らく、今までどのログハウスメーカーでもやっていないティストに仕上がってます。
一言で表現するとアジアンティストですが、随所に、K様のこだわりが散りばめられていて、一言では言えない凄さがあります。
百聞は一見にしかずですので、写真をご覧下さい。



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ログハウス協会の理事の方々とログハウスの仮設住宅に久々に行ってきました。


震災から2年半が経ちました。
仮設住宅は、2年間という期限があるわけですが、特に福島の場合は、長引きそうです。
復興住宅のほうは、「様子見」の方が多いそうです。
簡単にすんなりといく問題でも無さそうです。。。
ハウスメーカーのパンフが山盛りのところもあるそうです。
我らは、せっかくですので、ログハウスの仮設住宅を再利用した復興住宅を手がけたいと思います。
久方ぶりのレッドシーダーのマシーンカットログハウスです。
本日、無事に引き渡しになりました。
では、








いまでは、稀少で超レアーなログハウスとなってしまったレッドシーダーのマシーンカットログハウスを長野県茅野市にて建てています。
カナダでも、マシーンカットの工場は、フル稼働している工場自体が無くなったと思います。
昨日は、上棟式に御呼ばれして、名古屋からしなの号で行って参りました。


↑この年輪、数えてみてください。
そして、この香り、存在感は、何とも言えません。
終の住処としてこのレッドシーダーのマシーンカットログハウスを選んで頂いたM様、昨日はというか、いつもごちそうさまです。
遠くて、お互いに大変ですが、大工さんを始め、地元の人たちもとても良い人たちばかりですので、みんなで力と知恵を合わせて素晴らしい終の住処をつくりあげましょう。
M様のお孫さんが、結婚し、子どもを連れて始めてこのアンティークになったログハウスを訪れた時の事を思い浮かべながら創り上げていきましょう。
「この家は、ひいおじいちゃんとおばあちゃんが建てたログハウスなんだよ。」
と、誇らしげに子供たちに説明してくれるはずです。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
昨年大阪で建築させて頂いたレッドシーダーのマシーンカットログハウスに、完成してから始めてお邪魔させて頂きました。
1階はログハウス、2階はティンバーの混構造です。
オーナーであるK様ご夫妻の魂を込めたセンスで今までにないテイストに仕上がっています。
塗装工事は全て施主塗装です。
これまたプロ顔負けの仕上がりです。
とりあえず、携帯での写真ですが、その一部をご覧ください。





K様、今後ともよろしくお願いします。
大変ごちそうさまでした。

今では、稀少価値となってしまった、レッドシーダーのマシーンカットログハウス。
今春、長野県に誕生します。
グリーンライフグループでも、年間1棟か、2棟ほどしか建築されていません。
大きな理由は、一般的なパインなどに比べ、大体ですが、坪あたり、10万円ほど高くなるからです。
40坪で400万ほど、、
ログの躯体そのものは、その半分位の価格差ですが、せっかくのレッドシーダーの壁に集成材の梁や1階のログ以外の部分をパインでやるわけにはいかないので、トータル的にそれだけの価格差になってしまいます。
しかし、ちょっとした高級車一台の値段ですが、私はそれ以上の価値があると思っています。
まずは、圧倒的に長持ちするという安心感、同じ条件だったら、パインと比較したら恐らく倍以上は長持ちするのではないでしょうか。
塗料のもちもかなり良いので、他は、3年目で塗装しなければいけないところ、5年は保ちます。
生涯のメンテナンス費用の差額を考えたら、価格差はより縮まるでしょう。
車と同じように、家もイニシャルコストとランニングコストを計算しなければいけないと思いますが、ほとんどの方は、最初にかかる費用のみ重要視して、メンテナンス費用や光熱費などの費用を本気で考えません。
しっかり考えれば、もっとレッドシーダーのマシーンカットが増えても良いと思います。
一番は、それをしっかり伝えられない我々の責任ですが…


昨年、福島県内に建てたログハウスの仮設住宅が、グッドデザイン賞を受賞したとの事で、連絡がきました。
しかも、ベスト100に選ばれたとのこと。
あまりよくわかりませんが、ベスト100に選ばれることは、凄いことなんだそうです。
ちなみに、ログハウスオブザイヤーにも選ばれています。
特別なデザインというわけではないと思いますが、今までプレハブ一辺倒だった仮設住宅にログハウスを初めて採用した事と、復興住宅への再利用や、解体後もバイオマスエネルギー等の利用が考えられるなど、そこに住む人にも環境にも優しいところが評価されたのでしょうか。
何はともわれ、当時を思い出すと、工期がなく、かなり苦労してやりましたので、今回の受賞は嬉しい限りです。
仮設住宅=プレハブは、もういい加減やめて
仮設住宅=木造orログハウスに考え方を変えてもらえればと思います。
それか、100歩譲って、プレハブ本体の発注金額を半分にして、その分、住む人が快適になる設備をつけてあげるようにしてください。
プレハブ業界ばかり潤って、あまりにも住む人がかわいそうですから。
ログハウス仮設住宅ですが、
まだ、いわき市内で工事が残っていますので応援に行ってますが、グリーンライフ担当分はおかげさまで、ようやく一区切りつきました。


集会所です↓

11日に、集会所の完了検査も受け、若干の手直しだけで、5月から始まった超突貫工事も、怪我もなく、終わらせることが出来ました。
2次募集の会津若松市に建てたログハウスの40戸の仮設住宅には大熊町の方が入るようです。
まだ、追加があるとかないとか、、情報がいろいろありますが、
とりあえず、皆さんに喜んでいただいているようです。
本当に、復興は1歩づつですね。
というか、原発が完全に収まらない限り、1歩も前に進めないというのが実情ではないでしょうか。。。
とりあえず、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。。

袋井市にて建築中のレッドシーダーのマシーンカットログハウス
ほぼ、完成に近づいてきました。
7月11日、12日に完成見学会を開催します。
静岡県の皆さん、隣県の皆さん、是非、お越し下さい。
完成見学会のお申し込みはこちらからどうぞ
それにしても、コッチは暑いです。
世界No.1のログハウスメーカーであるホンカが、開発したノンセトリングログ
3年ほど前に、猪苗代本社近くに実験棟をたててたノンセトリングログとほとんど同じ仕様ですね。

実験棟の現場日誌
多分、当時は、理論的にはセトリングはしないものの、建物の重さで木自体が潰れるので、実際には目に見えるほどの支障はでない程度にセトリングするという結論が出ました。
多分、5段ごとにボルトで締める事で、その辺りもクリアーするんでしょうね。
また、縦方向と横方向の繊維の方向が違う木を張り合わせる事での耐久性に疑問があるという事と、施工も含めて、コストアップになるという事で、それっきりとなったと思います。
まぁ、ホンカですから、その辺は完璧にクリアーした上での商品化だと思います。
でも、個人的な意見としてはとしては、実験棟を造っていたその当時から、ログの美しさの一つである断面が3層に木が張り合わされていて、更に真ん中が縦なので、目立って見た目が悪かったです。↓

セトリングがなくなる事で、設計の自由度が高まるとの事ですが、そこまでしてセトリングを抑え、デザイン性、ログ壁の気密、水密性能を高めたいんだったら、あえて、ログじゃなくても良いんじゃないかと。
ログハウスに大事な事は、セトリングをゼロにするよりも、ログ材の見た目と耐久性だと思いますね。
少し乱暴ですが、建物に気密を求め、奇抜なデザインを求める人は、ログじゃなくてもいいんじゃないかとも思いますね。
世の中が変化し、いくら技術が発達したとしても、本質の部分は昔のまま永遠と変わらないのがログハウスの良いところだと思うのですが。